次は、「病名の告知・余命の告知・ホスピスケア」についてですが、こちらもなかなか向き合う事が難しい問題です。
具体的には、次の通りの選択が必要となります。
□ すべて告知してほしい
□ すべて告知しないで欲しい
□ 余命だけは告知しないで欲しい
□ その他の希望( )
次に、延命治療(尊厳死)についてです。
これは、是非エンディングノートに記載しておいた方が良いと思います。
...残された子どもとしては、そのとおり実行してよいか悩みますが...
ここで、尊厳死についてもう少し詳しくご説明致しますと次のとおりです。
●尊厳死...今日の医学をもってしても治る見込みない病気で、患者が耐え難い苦痛の中にあっても、医師は必死の延命治療を行うものです。しかし、単なる延命のための治療はいらないという人もいます。このような考えを持つ人たちのために日本尊厳死協会http://www.songenshi-kyokai.com/は、人間としての尊厳ある死を自己決定しようと、「尊厳死の宣言書」(リビング・ウイル)の普及に努めています。会員は自分の意思を宣言書として残し、コピーを家族など近親者に渡し、必要に応じて医師に提示することになっています。
(日本尊厳死協会は、全国に8支部あります)
以上の知識を得られてから、下記を選択することになります。
延命治療(尊厳死)について
病気が末期になった時には延命治療を
□ 行って下さい
□ 行わないで下さい
□ 尊厳死の宣言書があります
□ その他の希望( )