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自己紹介(大学時代ー9)

 

      就職先も決まって気持ちよく昭和44年の新年を迎えると、途端に大学卒業が

     間近になってきました。早いものです。

      これにあわせて、全学連によるベトナム戦争反対等の学生運動も激しくなって

     来ました。今の時代では信じられないような「火炎瓶」とかが大学構内に投げ込

     まれたり「籠城」する動きが全国的に広まっていきました。

      これでは卒業試験も受けられないので、確か殆どの試験が「レポート提出」に

     切り替わりました。私としては、この点ラッキーでした。

      更には卒業式も危険ということで無くなってしまいましたが、今でも卒業式が無

     かったのが悔やまれます。

      

2009年10月 1日 16:59|その他

自己紹介(大学時代ー8)

 

       いよいよ4回生ということで、就職活動を開始しました。

      昭和43年といいますと、丁度日本経済の「高度成長」がドンドン加速し出した

      頃のことです。就職についてはそれほど心配しなくても良い時代でした。

 

       私は、就職希望先をある都市銀行と松下電器(現パナソニック)の2つに絞り

      ました。まず都市銀行の内定をもらったのですが、、物を作らないサービス業は

      どうも肌に合わないのと全国への転勤が気になりました。それは長男として親

      の面倒を見る必要があるとうっすら気がついていたからです。それで、その都市

      銀行は入社を辞退しました。

 

       次に松下幸之助で有名で大阪に本社がある松下電器の面接を受けました。

      今でもその時のことを鮮明に覚えています。

       面接担当の役員の方が大きな体で椅子に狭しと座って居られました。よろしく

      お願いしますと挨拶した後着席して目を合わせますと「仁王様」の様な怖い顔つき

      で「何で松下電器を希望するのか?}と厳しく問い詰められました。

         ...今でも寺院の仁王様を見ますと、反射神経的にそのときのことを思い出し

           てしまいます。

       今まで学生でノホホンと過ごしてきたので、その厳しい問いつめに一瞬頭が

      パニックになってしまいました。そのとき、どう言い返したのか覚えていません。

       松下電器の就職は不可だなとあきらめていたとき、会社から「内定」の連絡を

      頂きました。

 

        今から自分の人生を振り返って見ますと、銀行に就職しなくて良かったと

      ホットしています。その都市銀行の名前は現在ありませんし、その都市銀行が

      今どの都市銀行の一部になっているかも分かりません。

       そういう意味で、就職って人生を大きく変える岐路だなと実感しています。

2009年9月27日 17:32|その他

自己紹介(大学時代ー7)

 

        ゼミは、「経営学」専攻で故田杉競教授のゼミナールに入りました。田杉先生の

       苗字は私の苗字を逆さにした形なので、何かご縁が会ったのかも知れません。

       田杉先生の研究テーマは「人間関係論」でした。特に、「ホーソン実験の研究」で

       有名でした。人間の「ヤル気」(意欲、モチベーション)の源泉を理論的に解明され

       て多くの論文を書かれていました。

      

          田杉先生は、理論と併せてそれを実践する先生でした。その穏和な性格と

        多趣味であらゆる業界に顔が広く、会った人との「人間関係」の素晴らしい人

        でした。

           ...ゼミ生は、幾度となく会社見学に連れて行ってもらいました。

        良い先生に出会えて今でも感謝しています。

 

2009年9月23日 16:36|その他

自己紹介(大学時代ー6)

 

       2年間の教養課程を経て3回生より専門課程に入りました。その時、それまで

      勉強してきた「マルクス経済学」を選択するか、社会人になってから役立ちそうな

      「近代経済学」を専攻するか少し悩みましたが、最終的に「近代経済学」を選択

      しました。

   

         ...マルクス経済学が経済の根本理念を研究するのに対して、近代経済学

           は経済の技術論の研究という意味で全く肌合いが違います。

         ...「近代経済学」を選択したのは、私はもともと商売人の家に生まれ育った

           ので「私有財産制」を前提とする近代経済学の方が納得できたからです。

         ...しかし、正反対の2つの理論を曲がりなりにも触れられたのは自分にとっ

           幸いでした。

           それは、「資本家」と「労働者」の関係は過去も現在も将来も永遠の課題

           であり、両者の考え方の違いの概要を理解できたからです。

        

2009年9月21日 11:28|その他

自己紹介(大学時代ー5)

 

       私の大学生時代は、日米安保条約改定反対に続いて発生したベトナム戦争

      反対の大学紛争が真っ盛りの時でした。正門近くには、反対のバリケードが

      貼り巡らされていました。

 

        京大経済学部はマルクス経済学が主流でしたので、我々学生は純粋に

      「資本と労働」についてまじめな討論をしたことが思い出されます。

        私も仲間と「資本論研究会」に入り、カール・マルクスの難解な「資本論」

       を一生懸命に理解しようと読み合いしたことが懐かしく思い出されます。

         ...資本論を読んでいきますと、カール・マルクスがすばらしい頭脳である

           ことが分かります。

          長谷部氏の日本語訳が上手(うまく)ない(?)のか、主語と述語と修飾語が

          何処に掛かっていって結果として一つの文章で何が言いたいのかをメンバー

          で討議しながら進めていきました。

        ...メンバーのなかで、一番根気があり徹底して読み込んで研究熱心な学生は、

          現在東京大学の教授になっています。私には、真似のできない勉強ぶり

          でした。

 

       

 

      

 

   

 

2009年9月18日 17:24|その他

自己紹介(大学時代ー4)

 

        前回は語学力のお話をいたしましので、その延長線上のお話で学生の時

       の具体例を述べさせて頂きます。

 

        大学時代の教養課程で同じクラスに在籍していたある学生のお話です。

       京大生に似ずアカ抜けしてハイカラな学生で、早いうちからゴルフをしていましたが

       大学3年の時に経済学部から法学部に転部しました。その時、私は「なんで?」

       と思っただけでした。

 

        それから2年して卒業生の就職先のリストを見ると、なんと「外務省の上級試験」

       に合格しているではありませんか!!!

       それまでは、全くそういうのと正反対の行動と雰囲気でした。

 

       それから35年ほど経た数年前、その人は外務省役人のトップに近い立場で特に

      東南アジア関連の新聞記事で時の話題をさらった人になっていました。

 

       今から思い起こしますと、その人は学生の時にチャンと将来の目標を定め、人

      知れず語学・会話・ゴルフ等の徹底した修業を実践したからではないでしょうか。

      今やっと、「たいした人物」だとようやく分かった次第です。

 

        

2009年9月12日 16:51|その他

自己紹介(大学時代ー3)

 

       大変ゆとりのある大學時代を思い出して今反省することは、会話も含めもっと

      語学を身につけるまで勉強すべきであったと思います。

       私は英語と独語を専攻致しましが今はほとんど活用できていません。

      英語の勉強にかけた時間の割には仕事面等の成果が出ていないのは、日本人

      の特質ではないでしょうか。

 

       1つは日本人特有のはにかみ性格があると思いますが、これからの若い人は

      もっと外人の中に飛び込んで交流を図るべきと思います。

        学生の海外留学が流行っているのは良いことだと思いますが、留学期間が

      短くて体に身に付くまでは至らないのが現実ではないでしょうか。

 

        留学期間中は、語学の上達と海外人脈のターゲットを決めて毎日の行動

      計画を立てて実行する位のことが必要かも知れません。ご参考下さい。

 

 

2009年9月10日 14:01|その他

自己紹介(大学時代ー2)

 

      高校時代には出来なかったスポーツをしようと衝動的にかっこよい「剣道部」

     に一年近く入部していたことがあります。

 

       しかし、私は汗かきで剣道具をかぶっていますと目に汗が入り痛くて仕方

     が入りません。もう一つは体型が胴長短足のため、一歩踏み出す前に相手は

     30cm程先に進んでいます。

 

       そんなこんなで、剣道は長続きしませんでした。なんでも、思いつきでことを

     進めることは失敗する物ですね。

2009年9月 6日 18:13|その他

自己紹介(大学時代ー1)

 

     あこがれの京都大学に入学後、受験の疲れからかしばらくボーとしてしまい

    ました。高校までは「成績点数が全て」の感覚で周りの人もそれで評価してい

    ましたが、大学に入学すると全くそういうことがありません。

 

      何を目標にして良いのか分かりませんでした。入学してくる学生も大半の

    ものは、同じであったと思います。

 

      やっと自分を取り戻した感じで岩波新書や新潮文庫などの文学作品を読み

    耽りました。この頃の青春時代の学生の誰もが通る道かも知れません。

       ...今でも印象に残るのは、その頃よく読まれた「敦煌」「三太郎の日記」

         「風林火山」「我が輩は猫である」等々あげればきりがありません。

       ...しかし、社会人になってからはビジネス書に一転してしまいました。

         もう少し時間の余裕が出来たら、昔に戻って文学書を読みたいな

         と思う今日この頃です。

   

2009年8月31日 20:44|その他

コーヒータイム

 

      エンディングノート「書き方セミナー」を開催致します。

 

       自分に万一のことが起こった場合、家族が困らないように自らの意思や

       "生きてきた道"を伝えるためのエンディングノート。あなたも書き記して

       おきませんか。ふるってご参加下さい。

         ~私の歩いた道、そしてこれから歩く道、家族への愛のメッセージ~

        

          開催日時    9月26日(土)午後2時~3時半

          開催場所    京都JA会館

          講  師     杉田徳行

          参加 料     無料(エンディングノートを贈呈)

          申込方法    TEL 075-641-5705

                    FAX 075-647-2657

                   

          

 

 

 

 

 

     

     

2009年8月27日 14:45|その他

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