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エンディングノートの書き方(わたしの歩いてきた道-家紋について)

 エンディングノートには、「お墓・法事のこと」のページの中に「我家の家紋」という項目があります。家紋については、分家が進んだ現代では、意識が希薄になっていることも多いので、この機会にきちんと確認してみてはいかがでしょうか。

 

 今回は、家紋について少しお話をしてみます。

 

 家紋の数はおよそ2万点とも言われています。家紋の成り立ちは平安時代の中期頃とされ、当時は「家紋」というよりも、身印(みしるし)と呼ばれ、高貴な人を象徴する「シンボルマーク」として使われていたようです。最初は貴族達が用いていた紋章が、その後、武家達も用いるようになり、戦場で敵味方を見分ける識別マークや戦意高揚のシンボルとしての軍事的要素が強くなり、後には戦場で功績が高かったものに対しての褒美として家紋を与える...という風習もできたのです。水戸黄門で有名な「徳川家の葵の紋どころ」でもわかるように、家紋は権威の象徴でもあったのです。

 1700年頃(江戸時代)には、役者や遊女が競って紋をつけたことから大衆にも大流行し、さらに明治になると庶民階級にも苗字や家紋が許されるようになったため、この時代に家紋を定めた家が大変多かったようです。

 

 さて、このように時代と共に変化し増加した家紋ですが、残念ながら現在では冠婚葬祭やお墓、五月人形等の紋章としてなど、昔に比べて目にする機会が少なくなりました。家紋は自分のルーツが辿れる大きな手がかりにもなります。ご自分の家紋が分からなければ、菩提寺に確認してみてはいかがでしょうか。

 家紋に興味を持たれた方は、人生のライフワークとなる仕事や趣味になる方もいらっしゃるようで、それほど奥の深いものと言えるのではないでしょうか。

2011年3月28日 12:03|エンディングノート

コーヒータイム

4/23(土)第1部「エンディングノートの書き方セミナー」

       第2部「相続税の改正と遺言の話」 のセミナーを開催致します。

 

この度、京都リビング新聞社主催、弊センターの協力により、上記のセミナーを開催致します。

この4月には、税制改正が行われ、相続税のあり方も変わる予定です。

具体的には、非課税枠(相続税がかからない金額=基礎控除額)が縮小されるため、相続税を払わなければならない人が増えることが予想されており、税率も上がると予定されています。

そこで、今回のセミナーでは、この話題も押さえながら、「エンディングノート」の書き方もお教えします。

多くの女性は、一生に6回相続の機会があります。自分の両親、夫の両親、夫から財産を引き継ぐ5回と、自分が残した財産を誰かに託す1回で、合計6回。誰にとっても人ごとではいられません。

是非、このエンディングノートをきっかけに、相続や遺言について考えてみませんか。

 

日    時 : 平成23年4月23日(土) 午後1時30分~午後4時

会    場 : ウィングス京都(中京区東洞院通六角下ル)

        地下鉄「四条」駅 または 「烏丸御池」駅より 徒歩約5分

定    員 : 先着80人

お申込方法 : ①代表者の郵便番号・住所

          ②氏名(参加者全員)

          ③年齢(参加者全員)

          ④電話番号

          ⑤個別相談の希望の有無(参加者全員)

          を明記し、ハガキまたはファクス、WEBで応募。

          (ファクスは、冒頭に「エンディングノートセミナー」と記入してください)

     ハガキのあて先 :

        〒600-8580(住所不要)京都リビング新聞社「エンディングノートセミナー」係

     ファクス : 075-212-8856

     WEB  : http://kyotoliving.co.jp

 

応募締め切り : 3月31日(木) 

         参加可能な人にのみ4月9日(土)までに京都リビング新聞社より案内状発送

主催・問い合わせ : 京都リビング新聞社 (TEL 075-212-4856 )

協    力 : 相続手続支援センター京都南

2011年3月15日 10:00|セミナー案内

エンディングノートの書き方(私の歩いてきた道-お墓のこと4)

 前回までの「お墓のこと1~3」では、お墓や供養のことについてお話しさせていただきました。

これまでの話の中で、お墓や供養の仕方については時代と共に変化し多様化していることがわかっていただけたと思います。

 エンディングノートでは、「お墓・法事のこと」というページがあり、

 ●お墓への納骨について

 ●初七日・四十九日 年回法要について

 ●仏壇について

 ●手元供養・永代供養について

という項目を設け、

「お墓への納骨について」では

 □ 先祖と同じお墓に納骨してほしい

 □ 新しいお墓に納骨してほしい

 □ 新しいお墓に納骨してほしい

 □ 家族に任せる

 □ それ以外

と☑できるようになっています。

 ところで、新しいお墓や仏壇を用意するには金銭的にも時間的にも大きく負担がかかります。できれば時間のある生前にご自身で準備されることが、遺される方にとっては一番ありがたいことではないでしょうか。

2011年2月23日 11:45|エンディングノート

エンディングノートの書き方(わたしの歩いてきた道-お墓のこと3)

 前回のブログで、永代供養の話が出ましたので、今回も永代供養についてお話します。

 永代供養とは、お墓参りできない人に代わって、あるいはお墓参りしてくれる人がいなくても、代わりにお寺が責任を持って永代にわたって供養と管理をしてもらえるお墓のことです。

 近年は少子化や核家族化が進み、「お墓の継承者がいない」「子供や孫にお墓で面倒をかけたくない」「先祖のお墓が遠方にあるのでなかなかお墓参りができない」といった声もよく聞きます。そこで、永代供養のお墓を生前に購入することにより、納骨後の金銭負担やお墓守の不安を解消する方が増えてきているようです。

 

 また、永代供養の他に、「手元供養」という供養のスタイルはご存知でしょうか。

この「手元供養」とは、最愛の方の遺骨を身近に置くことで、心のよりどころと手を合わせ、故人を偲び、語りかける自由なかたちの供養として最近注目されているようです。

 「仏壇はおけないが大切な人を身近で偲びたい」「お墓は遠方にあるし、納骨してしまうと寂しいので一部でもそばに置いておきたい」という方々の希望を叶える新しい供養方法として注目されています。

 手元供養には、持ち歩かない「納骨容器タイプ」や、いつも身につけられるよう「ペンダントタイプ」、ご遺骨を加工して身につけたり自宅に飾ったりできる「遺骨加工タイプ」などがあるようです。

2011年2月 8日 14:58|エンディングノート

エンディングノートの書き方(私の歩いてきた道-お墓のこと2)

お墓のトラブルについてお話しします。

 

 前回でもお話ししましたように、最近は霊園を購入したり、永代供養のお墓や納骨堂を求められる方が増えてきています。

 そこで、霊園を購入するときに注意しなければならないことがあります。それは「宗旨・宗派不問」と表記されている場合についてです。

この「宗旨・宗派不問」という項目は2通りの解釈があり、

 ①以前の宗旨・宗派は問わない

 ②以前・以後も問わない

といった解釈があるのです。

この場合、①は「購入以後は、購入した霊園の宗旨・宗派に従ってもらう」ということになり、②は「購入以後も問われることはありません」ということになります。

それを確認せずに①のお墓を購入し、後に連絡があり「うちは○○宗だから、それに則ってください」と言われてトラブルに発展するケースなどがあるようです。表記の仕方は石材店や霊園等によって違いますので、購入する前に担当者に確認しておくと良いでしょう。

 最近は、「無宗教」な方が増えてきていますが、だからといって「何でも良いという意味ではない」という方が大半だと思います。高額な買い物でもありますし、他の条件等もよく確認したうえで、契約するようにしましょう。

2011年2月 1日 11:40|エンディングノート

エンディングノートの書き方(わたしの歩いてきた道-お墓のこと1)

今回は、お墓のことについていくつかお話をいたします。

 

 まず、お墓は他の遺産相続の対象ではなく、厳密な規定はありません。

 民法においても「系譜、祭具及び墳墓の所有権は、前条(相続分)の規定にかかわらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべきものがこれを承継する」とあり、また現承継者が次の承継者を指定できるということも書いてあります。

 実際には長男や配偶者が承継することが多く、その他の場合はわずかなようです。

もし、話し合いで承継者が決まらない場合、最後は家庭裁判所が決定することになっています。お墓の承継者はお寺や霊園に管理費を支払わなければならないですし、一緒に仏壇や祭具なども承継することになるのです。そして同時に「祖先の祭祀を主宰する者」となり、葬儀や法要などの施主(="布施する主"の意味で、葬儀費用等を負担して葬儀や法要を運営する責任者)になることでもあるのです。

 最近は少子高齢化や核家族化が進み、「先祖代々のお墓」に入らずに、霊園を購入したり、永代供養のお墓や納骨堂を求められる方が年々増えてきています。

 

 次回はお墓のトラブルについてお話します。

 

2011年1月28日 10:26|エンディングノート

エンディングノートの書き方(今まで歩いてきた道-葬儀のこと3)

引き続き「葬儀のこと」について説明いたします。

 

葬儀については、具体的に葬儀の規模や祭壇の希望についても記入できるようになっています。

 □ できるだけ豪華に

 □ ささやかに内輪だけで

 □ 家族に任せる

 □ その他の希望

というように、☑できるようになっています。

 

内輪だけでしたいとしても、「その他の希望」の欄にて、具体的に名前や内輪の範囲なども指定することもできますし、使ってほしい写真や音楽などを記入される方もいらっしゃいます。

 

また「祭壇の希望」という項目もあり、

 □ こんな希望がある

という欄の下には、十数行ほど記入できるスペースがありますので、そこに具体的に記入できます。

例えば、野球好きな方ならば好きな野球球団のマークをあしらった花の飾りを置いてほしいとか、ゴルフ好きな方ならば、ゴルフボールで装飾してほしいなどと記入される方や、趣味で撮影した写真を祭壇の横に並べ参列者の方に見てほしい...などと具体的に記入される方もいらっしゃるようです。

最近は、個性的な葬儀も多く、「好きなものに囲まれていたい」という希望や、逆にできるだけ質素にしてほしいなど、最期まで「自分らしくありたい」というこだわりを持ち、葬儀の場で表現される方も少なくないようです。

2011年1月18日 10:59|エンディングノート

エンディングノートの書き方(今まで歩いてきた道-葬儀のこと2)

前回に引き続き、「葬儀のこと」の各項目について説明させていただきます。

 

では最初に、「宗教・宗派について」の項目について説明いたします。

この項目では、葬儀の形式についての☑項目があり、

 □ 仏式

 □ 神道式

 □ キリスト教式

 □ 友人葬

 □ 無宗教

 □ その他

とあり、続いて

宗教、宗派、寺院・神社・教会名、寺院・神社・教会住所、電話 の欄があり、

 □ その他の希望

として、具体的に記入できるようにもなっています。

 

「戒名について」につきましても、すでに受戒している方や、不要な方もいらっしゃるので、

 □ すでに受戒している

 □ まだ受けていない

 □ いらない

 □ その他の希望

とあり、例えば思い入れのある字を使ってほしいとか、何文字までにしてほしいなどという希望も具体的に記入できるようになっています。

 

「費用について」につきましても、生前にご自身で積み立てされているものがあれば、記入しておくと良いでしょう。(加入されている互助会等の名称や金額などを記載するなど)

 

新聞記事によりますと、次のような方もおられます。

【新聞記事】

~変わる弔いのかたち~

「今はとても安心し、すっきりとした気分」。S市に住むN子さん(71歳)は7月、自分の葬儀の見積もりを取った。

 呼ぶのは家族と親族、親しい友人だけ。自分の好きな花の前で、大好物のすしを食べてもらいたい-。葬儀社との打ち合わせには娘(38歳)にも同席してもらった。葬儀費用は娘の銀行口座に振り込んでおく予定だ。

 

 

葬儀費用は、本人口座に預金から家族が出金しようとしたときに、先に金融機関側に本人の死亡を把握されていると口座を凍結され、出金できない可能性があります。

その場合は通常、所定の相続手続を行わなければ出金できない場合がほとんどですので、あらかじめご家族の方に振り込んでおくと安心です。(ただし、振込金額が110万円を超えると贈与税がかかりますのでご注意ください。)

 

2011年1月14日 10:23|エンディングノート

エンディングノートの書き方(今まで歩いてきた道-葬儀のこと1)

だいたいの方は、ご家族が亡くなられると急いで葬儀をする必要に迫られて、病院と提携している葬儀社の言うままに葬儀をされていることが多いのが現状です。

そうした結果、金額やサービスで満足がいかない・・・といったケースも少なくありません。

そして、急いで決めてしまった場合は比較ができません。

 

最近は、葬儀方法も多様化し、自分の思うように葬儀をしてほしいと考えられる方や、ご自分の最期のことをあらかじめ元気なときに決めておきたいと考えられる方も増えてきているようです。

特に最近は、「葬儀のために家族に負担をかけたくないから質素にしてほしい」「身内だけでの家族葬がいい」「自分の趣味の写真や絵を一緒に展示してほしい」「自分の親しい仲間や家族で楽しく見送ってほしい」などと、葬儀も個性的になっているようで、葬儀に関するセミナーやイベントも最近は人気があるようです。

今は、生前に見積もりがとれる葬儀社もあり、ご自身の最期の大事な式でもあり、ご遺族の方に心配や負担をかけないように、あらかじめ決めておかれるのもよいかと思われます。

 

しかしながらまた、先祖代々の宗教や宗派、地域の風習に則って葬儀をしてほしいという方ももちろんいらっしゃいます。

 

しかし、「葬儀」についての話はタブー視される面もあり、積極的に会話をする機会も少なく、その希望を家族に伝えたりするというのも難しく、また、書面にわざわざ残すというのは気後れする作業でもあります。

 

そこで、エンディングノートでは「葬儀のこと」というページを設け、

 ●宗教・宗派について

 ●葬儀を行ってほしいところ(葬儀社・会館など)

 ●喪主になってほしい人

 ●戒名について

 ●費用について

 ●葬儀の規模・祭壇について

 ●祭壇の希望

など、具体的に項目を設けてあり、記入しやすくなっています。

お見積もりをとられた場合、その書類なども貼っておくのもよいかと思います。

また、葬儀の流れなども書いてありますので、各段取りの希望もイメージしやすいようになっています。

 

次回は各項目について、どのような記載になっているかをご説明させていただきます。

 

2011年1月 6日 10:36|エンディングノート

エンディングノートの書き方(今まで歩いてきた道-健康のこと3)

今回は「ホスピスケア」についてご説明いたします。

 

●ホスピスケアとは・・・ホスピスケアは、限りある命に寄り添い、氏を迎えようとしている人の苦しみを背負い、支えながら共に歩むことです。身体的な痛みや、精神的な不安をやわらげ、その人が最期まで、自分らしく豊かに生きていけるよう、さまざまな援助を行います。ホスピスケアは施設(ホスピス緩和ケア)でも、在宅でも受けることができます。

 

このホスピスケアについて・・・・

 □ 自宅で受けたい

 □ 施設で受けたい

 □ 受けたくない

 □ その他の希望

という項目を、エンディングノートの中で選択できるようになっています。

 

前回お話ししました「尊厳死」とともに、「ホスピスケア」を選択する判断は家族にとって非常に難しい判断となります。

日頃からそのような会話をする機会も少ないと思われますし、また文字や記録として残っていないと「聞いた」「聞いていない」ということや「思い過ごしかも」となってしまうこともあるでしょう。

そんなときに、明確に意思表示をエンディングノートにしておけば自分の意思が伝わり、家族もまた決断しやすいことと思います。

 

2010年12月24日 16:06|エンディングノート

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